薄毛治療

薄毛の原因と対策法まとめ~後編~

薄毛は多くの人にとって深刻な悩みとなることがあります。この記事では、薄毛の主な原因と効果的な対策法についてご紹介します。

薄毛の原因は個人によって異なる場合がありますが、前編では5つの項目について見てきました。どれも聞いたことがあったと思います。後編では、少しマイナーな項目について説明していきます。マイナーとは言え、薄毛の原因となるものですから、しっかりと把握しておくことが大切です!

6.疾患や病気

薄毛の原因と対策法まとめ~後編~:病気や疾患が薄毛の原因となる事があります


疾患や病気は薄毛を引き起こす可能性があります。特に甲状腺疾患や自己免疫疾患は、薄毛の原因となることが多く知られています。疾患や病気と薄毛の関連性について詳しく解説し、甲状腺疾患や自己免疫疾患に注意が必要な理由を説明します。

  • 甲状腺疾患と薄毛・・・甲状腺はホルモンの分泌を調整する重要な器官であり、甲状腺疾患はホルモンバランスに影響を与えます。甲状腺機能亢進症(バセドウ病やグレーブス病とも言われます)や甲状腺機能低下症などの甲状腺疾患では、ホルモンの異常分泌が薄毛を引き起こすことがあります。甲状腺疾患を疑った場合は、適切な医療機関で検査や治療を受けることが重要です。
  • 自己免疫疾患と薄毛・・・自己免疫疾患は免疫系が体の健康な組織を攻撃する状態であり、薄毛の原因となることがあります。特に全身性エリテマトーデス(SLE)や円形脱毛症は、自己免疫疾患による薄毛が一般的です。自己免疫疾患の症状として薄毛が現れる場合は、専門医の診断と適切な治療が必要です。


正直「病気」ばかりは、個人でどうこうしようがないというのが私の見解です。好きで病気になる人はいないですし、なる時はなるのが病気です。大切なのは「なった時にどうするか」でしょう。素人がいくら考えてもどうしようもないので、お医者さんに相談するのがベストです。

対策


疾患や病気による薄毛に対しては、適切な治療や医療のサポートを受けることが必要です。あわせて、疾患や病気による薄毛のリスクを理解するためには、以下の注意点も把握しておく必要があります。

  • 早期の検査と診断・・・疾患や病気による薄毛の可能性がある場合は、早期に医療機関で検査を受け、診断を受けることが重要です。適切な治療を開始することで、薄毛の進行を遅らせることができます。
  • 医師の指導に従う・・・疾患や病気による薄毛の場合は、医師の指導に従って治療を行うことが必要です。正確な診断と適切な治療計画に従うことで、薄毛の管理と改善に向けた努力を行うことができます。


疾患や病気は薄毛の原因として重要な要素です。甲状腺疾患や自己免疫疾患に注意し、早期の検査や医師の指導を受けることで、薄毛の進行を遅らせることができます。健康な状態の維持と薄毛の予防のために、定期的な健康チェックや適切な治療を行いましょう。そしてもし病気が判明したら、しっかりと先生に相談して対策を練ることが重要です。

7.薬物や治療法の副作用

薄毛の原因と対策法まとめ~後編~:違法薬物の摂取は薄毛の原因になります


薬物や治療法は、薄毛の原因となる副作用を引き起こすことがあります。有名なのは抗がん剤や放射線治療による薄毛でしょう。特定の薬物や治療法によって薄毛が起こる場合、それに対する適切な対策を取ることが重要です。薬物や治療法による薄毛の副作用について詳しく解説し、注意すべき医薬品と対策方法について説明します。

  • 薬物による薄毛の副作用・・・特定の薬物は薄毛を引き起こす可能性があります。抗がん剤や抗うつ薬、抗てんかん薬などの一部の薬物は、薄毛を含むさまざまな副作用をもたらすことがあります。これらの薬物を使用している場合は、医師との相談を通じて薄毛に対するリスクや対策方法を確認する必要があります。
  • 治療法による薄毛の副作用・・・特定の治療法も薄毛の副作用を引き起こすことがあります。例えば、放射線療法や免疫療法などの癌治療は、薄毛を引き起こす可能性があります。これらの治療を受ける場合は、医師との相談に基づいた薄毛のリスク管理や対策が必要です。


特定の薬物など、お医者さんや薬剤師さんじゃなければ分からない事は、自分で勝手に判断せずに必ず専門家に相談すべきです。もちろん恥ずかしい気持ちなどもあるかと思いますが、決して恥ずかしい事はありません!薄毛は深刻な問題ですし、それが治療に使う薬によって引き起こされるのであればしっかりと相談すべきです。

抗がん剤治療などが原因であれば、治療が終わればほとんどの方は髪はちゃんと元に戻ります。しかしいざ自分の髪の毛が抜けてしまうと、不安で仕方ないと思います。それがストレスになり、悪循環になる可能性があります。そうならないように、すぐに先生などに相談して欲しいですね。

対策


薬物や治療法の副作用による薄毛を避けるためには、以下の対策を検討することが重要です。

  • 医師との相談・・・薬物や治療法を受ける前に、医師との十分な相談を行いましょう。医師は薄毛の副作用に詳しく、適切な対策や代替オプションを提案してくれるでしょう。
  • 補完的な対策・・・薄毛の副作用を軽減するために、頭皮ケアや髪の健康をサポートする補完的な対策を検討しましょう。頭皮マッサージや栄養補給、適切なシャンプーやコンディショナーの選択などが助けとなることがあります。


薬物や治療法の副作用による薄毛は、特に医療の一環として避けることができない場合があります。しかし、医師との十分な相談と対策を通じて、薄毛の影響を最小限に抑えることができます。適切な情報と適切な選択肢を検討することで、薄毛の副作用に対する対策を行いましょう。

また、これは誰の身にも起きうることです。今や癌になる人の確率はかなり高くなっており、明日は我が身かもしれません。私の親友は小学6年生の時に白血病になり、その治療で髪の毛が全て抜け落ちてしまいました。思春期にそんな状況になってしまって本当に可哀想だと思いましたが、本人は気丈にも高校2年生で亡くなるまで必死に生きていました。

私には身近にそういう人がいて、実際に小学生なのに髪の毛が抜け落ちていくのを目にしました。だからこそ、病気などで髪の毛を失っている人を馬鹿にしたりする人を許せません。好きで髪の毛が抜けている訳ではありません。どうか、そういう人を優しい目で見守ってあげられる社会であって欲しいと心から願います。

8.加齢

薄毛の原因と対策法まとめ~後編~:加齢が原因で髪が抜けることがあります


年齢とともに髪の毛の成長サイクルが短くなることがあり、薄毛の原因となることがあります。この加齢による薄毛は非常に一般的であり、髪の毛の成長サイクルが短くなることが原因です。加齢による薄毛のメカニズムと、それに対する対策方法について詳しく説明します。

  • 成長サイクルの変化・・・年齢とともに、髪の毛の成長サイクルが変化します。通常、髪の毛は成長期、休止期、抜け毛期というサイクルを繰り返しています。しかし、加齢により成長期が短くなり、休止期や抜け毛期が長くなる傾向があります。これによって髪の毛の量や質が変化し、薄毛が進行することがあります。
  • ヘアサイクルへの影響・・・加齢によるヘアサイクルの変化は、男性型脱毛症や女性の薄毛の一般的な原因です。男性では男性ホルモンであるテストステロンがジヒドロテストステロン(DHT)に変換され、髪の毛の成長を阻害する作用が強まります。女性では更年期のホルモンの変化が薄毛に影響を与えることがあります。


既に「2.ホルモンバランス」の章で、男性・女性共にホルモンバランスが原因となる薄毛について説明しました。このホルモンバランスは、加齢によって大きく変わります。歳を取ればホルモンバランスが崩れるのも仕方のない事ですし、薄毛になるのも当然かもしれません。しかし、出来ることであれば死ぬまでフサフサでいたいというのが普通でしょう。

ではどうすれば良いのか、具体的な方法を見てみましょう。

対策


加齢による薄毛に対しては、頭皮のケアやヘアケア製品の利用などで対策しましょう。

  1. 良い生活習慣・・・健康的な生活習慣を維持することは重要です。バランスの取れた食事、十分な睡眠、ストレス管理などが髪の毛の健康に寄与します。
  2. 頭皮ケア・・・頭皮を清潔に保ち、適切なケアを行うことも重要です。マッサージや頭皮トニックの使用など、頭皮の血行を促進し髪の毛の成長をサポートします。
  3. 医薬品や治療法・・・薄毛の進行を遅らせるために、医薬品や治療法を活用することも考えられます。例えば、ミノキシジルやフィナステリドなどの薬物、レーザーやプラズマなどの治療法があります。
  4. 個別の相談・・・加齢による薄毛は個人によって異なるため、専門家との相談が重要です。皮膚科医や薄毛専門医に相談し、自身に合った対策方法を見つけましょう。


加齢による薄毛は避けられない自然なプロセスですが、適切な対策を取ることで進行を遅らせることはできます。日常生活の改善と専門家の助言に基づく対策を継続的に行い、健康な髪の毛を維持しましょう。

個人的にはある程度は自然の摂理なので受け入れますが、やはりどうせならフサフサでいたいと思ってしまいますね。

9.悪習慣

薄毛の原因と対策法まとめ~後編~:ドライヤーやヘアカラーなどが薄毛の原因になることがあります


悪習慣は髪の毛に負担をかけ、薄毛の原因となることがあります。頻繁なヘアスタイリングや熱や化学物質の過度な使用による髪への悪影響と、それを改善するための方法について詳しく説明します。

  • 頻繁なヘアスタイリング・・・髪を引っ張る、結ぶ、縛るなどの頻繁なヘアスタイリングは髪に負担をかけます。特にタイトなヘアスタイルやヘアアクセサリーの使用は、髪の毛や頭皮にストレスを与え、薄毛を悪化させる可能性があります。
  • 熱や化学物質の過度な使用・・・ヘアドライヤーやストレートアイロン、カーラーなどの熱源を頻繁に使用することや、パーマやヘアカラーなどの化学物質を過度に使用することも髪にダメージを与えます。これらの熱や化学物質は髪の水分やタンパク質を奪い、髪の毛を脆くし、薄毛の原因となる可能性があります。


もちろんいくら髪型を変えても髪の毛がフサフサしている人はいます。きっと遺伝子的にフサフサなんでしょう。そういう人はきっとこのブログは見ていないと思いますので、このブログを見ている人に気を付けて欲しいことを書いていきます。

対策


悪習慣を改善し、髪に負担をかけないように心がけましょう。

  1. 髪への負担を減らす・・・頻繁なヘアスタイリングや引っ張ることを避け、ゆるめのヘアスタイルや髪を自然な状態に保つことが大切です。また、熱や化学物質の使用を控えるか、最低限に抑えるように心がけましょう。
  2. 適切なケア方法を選ぶ・・・適切なシャンプーやコンディショナーを選び、髪と頭皮を優しく洗浄しましょう。また、ヘアケア製品やツールの使用前には熱保護スプレーやトリートメントを使用して髪を保護しましょう。
  3. 定期的なトリートメント・・・髪に栄養を与えるために、定期的なヘアトリートメントやマッサージを行いましょう。これによって髪の毛の健康状態を改善し、薄毛の進行を抑えることができます。
  4. 専門家のアドバイス・・・髪の専門家や美容師に相談し、自身に合ったヘアケアルーティンや適切な製品の選択についてアドバイスを受けることも重要です。


悪習慣による薄毛は避けられるものです。髪の毛をいたわり、適切なケアを行うことで薄毛を予防し、健やかな髪を保つことができます。他の薄毛の要因と比べると、一番対処しやすいかもしれません。ほんの少しのダメージでも、それが何十日、何年と続いていくと相当なダメージになります。日々の生活の中でほんの少し気を遣うだけで解決できるので、ぜひ実践して欲しいです。

10.環境要因

薄毛の原因と対策法まとめ~後編~:紫外線などは髪の毛を痛ませ、薄毛の原因になります


環境要因は薄毛の原因となることがあります。特に紫外線や外部のダメージから髪を保護するために、帽子と日焼け止めの使用が重要です。ここでは、環境要因による髪のダメージと、帽子と日焼け止めの役割について詳しく説明します。

  • 紫外線からのダメージ・・・太陽の紫外線は髪の毛にダメージを与え、薄毛の原因となることがあります。紫外線は髪の色素やタンパク質を破壊し、髪の毛を乾燥させ、脆くし、抜け毛を引き起こす可能性があります。
  • 外部のダメージ・・・風や乾燥した環境、汚染物質などの外部要因も髪にダメージを与えます。これらの要因は髪の水分を奪い、頭皮を刺激し、薄毛を悪化させる可能性があります。


ここまで気にするのか?という意見もあるでしょう。正直私もここまで気にする必要あるか?と思いますが、一度髪の毛が抜けた経験がある私としては、ある程度注意したいと思います。対策と言ってもそれほど難しい事ではないので、見てみましょう。

対策


環境要因に対しては、帽子や日焼け止めを使用して髪を保護しましょう。

  • 帽子の役割・・・帽子は髪を直接的に紫外線から守り、外部のダメージからも髪を保護する役割を果たします。特に広いつばのある帽子を選ぶことで、顔や頭皮を広範囲に保護することができます。帽子を使用することで、髪の毛に直接紫外線が当たるのを防ぎ、薄毛のリスクを軽減することができます。
  • 日焼け止めの役割・・・頭皮は紫外線に直接さらされるため、日焼け止めを使用することは非常に重要です。日焼け止めは頭皮を紫外線から保護し、日焼けや炎症を防ぐ効果があります。特にノンケミカルな日焼け止めを選ぶことで、頭皮の刺激を最小限に抑えることができます。


帽子と日焼け止めは環境要因による髪の毛のダメージから保護するための簡単で効果的な方法です。特に夏や紫外線の強い地域にいる場合、帽子と日焼け止めを積極的に利用して髪を守りましょう。

頭皮用の日焼け止めなんてあるの?と思う方もいらっしゃるでしょう。実はあるんです!私も知らなかったのですが、頭皮にスプレーするタイプの物など、検索したら出てきました。帽子を被るのが難しい場合など、これなら簡単に対策できるかなと思いました。

まとめ


ここまで薄毛の原因と対策について、前編と合わせると合計10個の項目に分けて書いてきました。

薄毛のメカニズムはまだまだ謎の部分もあり、全てが正しいとは限りません。数年後には実はこれは間違っていた、実はこれが正しかったという事もあるかもしれません。それでも抜け毛は待ってくれません。そして一度抜けてしまうと元に戻すのがとても大変です。

私も過去にストレスから髪が大量に抜けてしまったことがあると書きましたが、あの時の恐怖や絶望感は今でもハッキリと覚えています。髪の毛が元に戻るまでの期間は毎日不安で、もう一生元に戻らないんじゃないかと思ったくらいです。ウィッグを付けて誤魔化していましたが、周りにはバレているんじゃないかなど、ビクビクしていました。

そうなる前にちゃんと対策をすれば良かったのですが、私は放置してしまいました。そのおかげで長い間不安と戦うことになりました。この記事を読んでいるという事は、少なからず薄毛の心配があるのでしょう。もし少しでも心配があるのであれば、早速今日からでも何かをすることをお勧めします。先延ばしにすると結局そのまま放置になります。

どうか私みたいにならないでください。今ならまだ間に合うかもしれません。ぜひ行動を起こしてくださいね。この記事が少しでも薄毛に悩む方の力になれたらと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

ブログの中身の人:ブログを書いている著者のヒカルです
ヒカル(@TwitterIDは後ほど)

この記事を書いた人

現在舞台を中心に役者としてお仕事させていただいている25歳♀です。身長167cm体重52kg。コロナ禍で85kgまで太り、一念発起してダイエット&エクササイズに挑戦!

半年で約30kgのダイエットに成功★このブログでは実際に私がやってきたダイエット法や美容法に関する情報を発信していきます。

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